クリスマスまで後1週間と迫ったある日。 受験生の正太郎は『死』を見届ける天使ホムラと出会う。 そのホムラから告げられたのは『君は1週間後に死ぬ』という事実だった。 それを知った正太郎は、自分の幼い頃からの「歌手になる」という夢に向かってレコーディング会社のオーディションを受けることを決意する。 本番当日は自分が死ぬと宣告されたクリスマス。 残された時間は1週間。 この1週間で正太郎は命や夢、家族、今まで見えてこなかった自分の『生きる』を見つけて行く。