用語集

　🔶　用語　🔶

【天界】
1番高い層に存在する世界。全ての始まりの大地。天界天使が生活している。
【中界】
人間界のことを指す。天界に存在する次元とは違う創りの為、天使達は人間界の生物に干渉することが難しい(出来ないわけではない)
【地下界】
悪魔達が住む世界。1番最下層の為、太陽の光は入らない。
【古き時代】
天使、悪魔、人間が共に天界で共存出来ていた時代のこと。何年前の時代だという明白な記述をしている文書が無く、学者達によって意見は大きく分かれている。
【古き時代大戦】【3種族世界大戦】
同じ戦争のことを指す。神ゼウスと魔王サタン、人間王イヴの起こした3種族が初めて起こした戦争のこと。どのような戦争だったのかは記述や遺跡などがほとんど残されておらず、現代で知るものは少ない。その後3種族は別々の世界で生きることとなる。
【天界軍】
天界天使のみで構成された軍隊。天界全土で活動。カラー:グレー
【親衛軍】
天界の城を主な拠点とした軍隊。貴族階級者が所属。カラー:ダークグリーン
【中界軍】
転生天使で構成された軍隊。中界での人間魂の暴走鎮圧を主にする。カラー:黒
【転生天使軍】【転生天使特別部隊】
7年前の天界大戦時、戦力強化の為に急遽徴収された転生天使のみで構成された部隊。数々の戦果を上げ戦況を変えていったとされている部隊だが、迫害対象の彼らの活躍は全て隠蔽され世には出ていない。その部隊長がジュラスであり部隊の名残が今の【中界軍】である。
【地下界軍】
またの名を悪魔軍。カラー:白
【ガナイド地区悪魔討伐戦】
7年前に起きた悪魔との戦争時、天界のガナイド地区が悪魔に制圧された。その地区の奪還を目的とした3年前の戦争。天界軍中界軍の共同戦線だったが、実際のところは中界軍の特別攻撃部隊ありきの戦略戦争だった。
【最神】
天界最高位血族。現代において神を名乗れるのはこの地位にいる者のみ。古き時代の初代最神「ゼウス」の末裔であるとされている。
【天界巫女】
最神と同等、又はそれに属する地位に値する。が、世に出ることのない階級で巫女となった者は神殿から出る事を許されることはない。
【熾天使の騎士】
最神直属部隊。古き時代の天使階級序列1位「セラフ」を元にした名をつけている。セラフの6枚羽をモチーフにして3人の軍人を選び、最神の側に置くことが習わし。貴族階級、軍事階級とは別の階級とされており全ての権限は最神にある。
【呪い】
名称はない。天使、悪魔がそれぞれの存在を感知した瞬間から相手を殺害したくなる衝動のこと。古き時代に初代魔王が初代最神へ掛けた呪いと言われている。この呪いでお互いが歩み寄ることは出来ず、また捕虜という概念は存在しない。
【飛行病】
天界で一定以上翼で飛ぼうとすると吐き気、めまい、発熱などの症状が出ること。殺人的欲求の呪いと共に古き世界大戦時に覆った呪いと言われている。その為、天界は空を飛ぶのを禁止している。
【要塞遺跡都市シルメリア、反政府組織シルメリア】
古き時代人間が築き上げた鉄の壁に覆われた遺跡を街として切り開いた場所。天界天使達の迫害から逃げてきたビースト達が集い出来た都市でもあり、世界で名の知れた反政府組織でもある。商業を主な産業とし、民芸品であるシルクは有名。
【赤い糸】
魂の循環で起こる現象のこと。前世で魂の繋がりがあった男女が今世でもう一度惹かれあう必然的なもので、古き時代から続いていると言われている。
【腐れ縁】
前世で繋がりのあった魂が今世でもその影響を受けている現象。魂の循環で死しても尚、魂自身がその記憶を刻んでいる場合が多い。
【悪魔討伐戦の英雄】
主人公レインの２つ名。3年前に起きたガナイド地区悪魔討伐戦時に戦果を挙げたことでそう呼ばれている。
【黒騎士】
第2主人公ヤマトの２つ名。レインと同じく討伐戦で戦果を挙げた事と、見た目が黒ずくめの為そう呼ばれるようになった。
【世界を変える力】【この世の災い】
共に天界巫女が千里眼で見据えた未来のこと。

　　🔶　種族　🔶

【天界天使】
文字通り天界に住んでる天使種族。大地の力を使う『能力』のおかげで生活は安定しているが、その反面科学的な文明発展はしていない。悪魔の呪いで天界での飛行制限がある。悪魔、人間を軽蔑し差別している。貴族階級（古き時代では天使階級）が存在し、それらが各地域を統一している。
【転生天使】
何かに特化した能力(運動的芸術的なもや理系文系なものなど)を持つ人間が死に、天使として転生した者達の名称。年間2000万人誕生していると言われている。人間界の魂の管理をし生活は天界の限られた区域のみ。人間の魂の流れを読み取る特殊能力者達の『役所』と、戦闘能力値の高い者たちの集まり『中界軍』が今の転生天使達を取り仕切っている。転生後も能力的数値が高い為、天界天使から忌み嫌われ迫害されている。死を経験しても記憶を維持している唯一の種族。
【神】
古き時代では天使階級の上に神階級が存在し多くの神が存在していたとされているが、現代ではその階級が貴族階級へと移行されており、神と名の付く者は貴族階級最高位である「最神」のみとなっている。最神は世界が誕生した時に存在していた白き翼の主「初代最神」の血族の末裔とされている。
【人間】
古き時代で天界に住んでいた種族の末裔。過去に戦争を起こし中界（人間界）へ堕とされ、天界での記憶を抹消された。その為神を崇める種族になったと言われている。現代には多彩な宗教があるが、多神教は神階級時代を、単一神教は貴族階級時代の最神を崇めているのではと考えられている。
【悪魔】
古き時代に天界に住んでいた種族の末裔。過去の戦争を起こし地下界へ堕とされた。嘗ての故郷天界の地を取り戻すべく天使との戦争を幾度となく起こしている。己の魂の力を使う『能力』で厳しい地下界の環境下でも生活出来ている。地下界の悪魔の人口は天界天使の約1/3程と推測されている。
【魔王】
悪魔を統べる地下界の王。世界が誕生した時に存在していた黒き翼の主「初代魔王」の魂の断片である「眼球」を体内へと取り込める者が王の力を持つ者とされ、歴代魔王は左右どちらかの目に必ず初代魔王の眼球を埋め込んでいた。眼球を埋め込んでも同調出来ない者は死を経験するとされている。
【堕天使】
悪魔との呪い（お互いを認知すると殺人行為をしたくなる欲求）を乗り越え、地下界へ忠誠を誓う者の名称。天界天使とも悪魔とも共存出来る唯一の存在とされている。感情の変動により翼を白から黒へと変えられ、天界での隠密行動をとる部隊が構成されていると噂されている。
【ビースト】
天界に住む半獣などの少数民族の総合名称。エルフ、鬼、ドワーフなどもこの種族に属する。民族の数は不明で今も増え続けていると予測されている。転生天使と同じく天界天使から長きに渡り迫害を受け続けている為、ビーストで構成された反政府組織が各地域で紛争を起こしている。